迷子犬として保健所に収容された犬は、最短で3日で殺処分されます。
犬は飼い主とはぐれた瞬間から死へのカウントダウンが始まっています。
どうか一分一秒でも早く探し出してあげてください。
◆犬を迷子にしないために◆
犬は言葉を喋れません。飼い主とはぐれてしまったら、犬の方ではもう帰る手立てはありません。一番有効なのは迷子札です。電話番号、住所、名前などの情報があれば、ほとんどの場合速やかに飼い主に連絡が入り、かなりの高確率で飼い主の元に帰ることが出来ます。しかし、もし何も情報がなかったら....
保健所や警察は、似た犬が保護されても相違点が少しでもあれば連絡しないことが多々あります。迷っている期間により、やつれたり汚れたりでいなくなった当時と外見が変わることがあります。
首輪や紐、胴輪などは外れる可能性があります。途中で第三者が一時保護したりして、首輪が違うものになっている場合があります。迷子札をつけていた場合でも、薄くなって読めなくなっている場合や、途中で外れてしまう可能性もあります。
実際にあった事例では、身体の色、首輪の色、大きさ、性別等、特徴が全て一致していたのにもかかわらず、行方不明時付けていた鑑札がなかったと言うだけで、該当しないとし、収容先の保健所は犬を処分場に送りました。またある警察は、同じくすべての特徴が一致しているのにも関わらず(しかも保護されたのは同じ町内)、付けていた紐の色が違うと言うだけで該当しないとし、保健所に送りました。この他にも普通では考えられない事例がたくさんあります。また善意の第三者の介入により、飼い主の手の届かない遠方に連れて行かれてしまう可能性もあります。
特に純血種の場合、ラッキー♪と連れて帰り、家族の反対等にあって、全く違う場所に放し、いなくなった場所と大きくかけ離れた場所に連れて行かれてしまった事例も多くあります。
以前近所でいなくなったコッカーは、4つ向こうの市で発見されました。純血の小型犬が歩ける距離ではありません。その他、手入れもきちんとされきれいな首輪をつけた純血種が飼い主と再会できず処分場に収容されていた事例が多くあります。またその中で新聞掲載により飼い主と再会できた子も何頭もいます。一番有効なのは、室内飼い室外飼いにかかわらず、かならず連絡先を書いたものを犬に身につけさせておく事です。電話番号を書いた首輪、ネックレスタイプの独立の迷子札、電話番号を書いた胴輪、3段構えくらいにしておけば一番安心です
◆犬がいなくなったら◆
1、まずは最寄の保健所、警察署に届けを出して下さい。
2、翌日になっても帰ってこないようなら、県内全域の保健所、警察署に届けを出して下さい。
※ 犬が無事に見つかったら、かならず届けを出した全ての保健所、警察署に連絡をし、届けを取り下げてください。他の迷子犬の捜索の妨げになります。古い情報は見落とされる可能性が高いので、2~3日に一度はまだ見つかっていないので、引き続き似た犬が来たら連絡を欲しい旨を伝えてください。また多少特徴が違っても確認に行く旨も伝えておいて下さい。
3、いなくなった周辺にポスターを貼って情報提供を呼びかけてください。
小学校、公民館、コンビニ、スーパー等、人の集まるところにも貼ると効果的です。
4、ラジオ、新聞広告などで情報提供を呼びかけてください。
5、もし県境等で隣県に行く可能性もあるようでしたら、隣県の保健所、警察署にも届けを出して下さい。
◆石川ドッグレスキューのFacebook◆
石川ドッグレスキューのFacebookにも掲載しています。
迷子犬の掲載希望の場合は、直接Facebookにメッセージをお願いします。Facebookにメッセージできない方はコチラまでメールを i_d_r2008@yahoo.co.jp お願い致します。迷子になった日付・時間帯・場所・犬の特徴・写真・連絡先をお願い致します。
(2日経っても返事がない場合はお手数ですが再度お願い致します。)