1.センターからの引取り
当会では、主に県の管理センターで譲渡対象から外れた犬の受け入れ、里親探しをしています。
年齢や性格、病気の有無等で譲渡対象から外れてしまった犬達の一部を受け入れ、病気や負傷した犬達には治療を、ビビり等で人を怖がる犬は時間と愛情をかけて徐々に人馴れさせています。
また一般の方から相談のあって犬の里親探しのお手伝いや、緊急の場合はこちらで受け入れし、里親を探す場合もあります。
2.動物病院での検診
センターから引き取った犬はまず動物病院に連れて行き、検便・フィラリア検査等の健康診断とワクチン接種を行います。成犬については避妊去勢手術も行います。
またノミ・ダニの駆除をしてきれいにシャンプーします。
3.預かりさん宅でのお世話
保護犬達は10軒弱あるレスキューの預かり宅で里親さんが決まるまでの間過ごします。預かりさん宅では散歩や餌やりなどの基本的な世話だけでなく、家庭犬としてのルールやマナーも教えます。中には劣悪な飼い方や急な環境の変化ため心にキズをおっている保護犬もいるので、愛情をもってお世話しています。
4.里親募集
犬達は1頭ずつ預かりスタッフ宅で世話をしながら、ご縁を待ちます。お見合いは常時受け付けておりますので、希望の子がいましたら、メールまたはお電話にてご連絡下さい。基本的には、飼育環境や飼養経験等、メールで何度かやり取りさせて頂いてから、日程の段取りをさせて頂いております。その際、いろいろ立ち入ったこともお聞きすることもございますが、なにとぞご了承下さい。
5.お試し
里親さん候補の方が決まったら保護犬はそのお宅で過ごすことになります。
新しい環境になじめるか、先住犬と仲良くできるか等を見極めるため約2週間のお試し期間をもうけています。
6.正式譲渡
無事2週間のお試し期間が終わると、正式譲渡となります。譲渡書類を取り交わし、正式に里親さん宅の犬として迎え入れられることになります。
里親さんには、年齢やその子その子の状態に応じて、かかった医療費の一部8000円〜3万円の負担をお願いしております。